糖尿病には、いくつかの種類があることをご存じでしょうか。
それぞれ原因や症状・対処法が異なるため、正しい知識を持つことが重要です。
この記事では、糖尿病の主な種類について紹介します。
▼糖尿病の種類
■I型糖尿病
体内の免疫系が誤って膵臓の細胞を攻撃し、インスリンがほとんど分泌されなくなる病気です。
インスリンは血糖値を下げるホルモンであり、その不足により血糖値が高い状態が続いてしまいます。
詳しい原因は、まだ完全に分かっていません。
発症後は、インスリン注射を行いながら血糖値を管理する必要があります。
■II型糖尿病
食べ過ぎや運動不足・肥満などが原因となり、インスリンの分泌が低下したり、インスリンの働きが弱まったりします。
生活習慣が大きく関わる病気で、糖尿病患者の多くがこのタイプです。
食事療法や運動療法に加え、必要に応じて薬物療法も行いながら血糖値をコントロールします。
■妊娠糖尿病
妊娠中にホルモンバランスの変化が影響し、血糖値が高くなる状態を指します。
胎盤から分泌されるホルモンがインスリンの働きを妨げるため、血糖値が上昇しやすくなるのが原因です。
出産後には改善することが多いですが、再発する可能性もあるので生活習慣に注意しましょう。
▼まとめ
糖尿病は、主にI型糖尿病・II型糖尿病・妊娠糖尿病の3種類に分類されます。
それぞれ発症原因や症状が異なるため、早期発見と適切な対策が欠かせません。
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